☆スポーツや日常生活での捻挫の対処☆

4月から新生活が始まり部活を始める子供さんなども多いと思います。

そこでスポーツ外傷などの時の対処方をご紹介します。

今回は手や足の捻挫や肉離れといったケガに行うものです。

緊急処置としてRICE処置というものがあり、患部の出血や腫れ、疼痛を緩和する事を目的として行う行動の頭文字をとった名前です。

Rest:安静       Icing:冷却       Compression:圧迫      Elevation:挙上

Rest:安静

まずケガをした時は安静にしてケガをした部位に負担をかけないようにする事で内出血や腫れを抑えられます。

Icing:冷却

二次性の低酸素障害による細胞壊死と腫れを抑えるため、患部を氷で冷却します。

15分ほど冷却すると患部の感覚が鈍くなるので一度外して、また痛みが出てきたら冷やすのを2日間ほど繰り返します。シップや冷えピタよりも氷のほうが深部に冷却効果があります。

Conpressin:圧迫

患部の内出血や腫れを抑えるために腫れてる箇所を中心に周りの腫れのない部分までテーピングや包帯などで軽い圧迫を加えます。圧迫が強すぎると血行障害や神経まで圧迫してシビレが出てしまうので注意してください。

Elevation:挙上

腫れの軽減や早期消退をさせるために患部を挙上します。

理想は患部を心臓より高い位置に挙上することです。

例えば足首の捻挫であれば上向きで寝て、ケガした足の方を枕などを台にして上にあげる体勢になります。

内出血や腫れは筋肉の多い所では吸収されやすいが手足末梢に広がると吸収は遅れるので患部を出来るだけ高い位置に置くことが大切です。

 

初めの処置をしっかりしておくと全体の治る期間も変わってきます。

痛めた時は放っておくのではなく適切な処置を行い早期回復出来るようにしましょう。

自分での固定や痛みの管理が難しい方は整骨院や病院でちゃんと見てもらいましょう(^-^)

そのほうがより早くケガも治りますよ(^ ^)