☆頭痛について☆

頭痛でお悩みの方は多いので頭痛の種類について載せたいと思います。

大きく分けてですが

・緊張型頭痛    ・片頭痛   ・群発性頭痛     があります。

(脳出血やクモ膜下出血など重篤な頭痛は今回はおいておきます)

上記3つとも同じ頭痛ですが痛み方や痛む場所など特徴が違い、それによって対処も変わります。

細かく分けると難しいので要点を知っていただけたら幸いです。

・緊張型頭痛    

頭全体に締め付けられる、もしくは何かかぶってるような感じがあり、後頭部らへんに頭痛の出る方も多いです。

肩こり、首こりがひどいと起きる事も多く身体的ストレス、精神的ストレスなどが重なると起こると考えられています。

原因は首、肩、背中などの筋肉が硬くなる事で血流が悪くなり、さらに筋肉が硬くなる事で頭の筋肉の締め付けを引き起こしてしまうのです。

この時には温めたり、マッサージ、運動する事で血流を促してあげれば頭痛は楽になります。

・片頭痛

頭のこめかみ辺りに片側もしくは両側に痛みを訴えます。(片側の方が多いです)

痛みの特徴は拍動性といってズキンズキンと脈打つような痛みになります。

つらくなる時は吐き気や嘔吐(おうと)、光や臭い、音に過敏になる傾向があります。

原因と言われるものは多いですがストレス、ホルモンバランスの変化、気候の変動などで起こる方が多いです。

この頭痛は緊張型頭痛とは逆に血管が拡張して血流量の増大で起きる頭痛になります。

なので温めたり、マッサージ、運動をすると痛みは悪化します。

少し首元を冷やしてあげたり、暗い部屋で安静にしてもらうと頭痛は緩和します。

・群発性頭痛

必ず頭の片側に痛みがでます。

こめかみや耳の上辺り、目の奥に激痛を訴える方が多いです。(痛みは明け方に多く出る傾向)

季節の変わり目が多く、男性の方が比率は高いです。

目の充血や涙、鼻水を伴うことがあります。

まだまだ原因はわからない所はありますが喫煙や飲酒が誘因になりやすいです。

この頭痛も片頭痛と同じように血管の拡張が起きて痛みを引き起こすものになります。

なので温める、マッサージ、運動は痛みをひどくします。

安静にしてもらい飲酒、喫煙を控えてください。

 

今回紹介させていただいたように頭痛でも痛み方や痛む場所、症状で対処も変わってくるので適切に鑑別することが必要になります。

やみくもに痛み止めを飲むのもまた頭痛の原因になる事もあります。なので薬の常用にも気をつけてください。

鑑別できれば治療を行う事も可能です。

少しでも参考になればとご紹介させていただきました。